@クロスにデリケートクリームを少量つけ、全体に伸ばします。 | |
Aおろす前に20cm位離して防水スプレーをかけて、かわいたらクロスで乾拭きします。 |
帰宅した後、毎日必ず行ってほしいお手入れです。
面倒に思われるかもしれませんが、1〜2分程度の簡単な作業です。
この毎日のお手入れが、靴を長持ちさせる秘訣になります。
@シューツリーをセットします。 | |
Aホースヘアブラシでブラッシングします。 | |
Bグローブ(クロスでも可)で仕上げ拭きをします。 |
靴にツヤがなくなってきたときや、上記のお手入れをしても消えない汚れがついてしまった場合に行うお手入れです。
目安として、3週間に一回程度行うのがベターです。
上記@、Aのを行った後、以下の作業をして下さい。
Bクロスにクリーナーを少量つけ全体に伸ばし、乾拭きします。 | |
Cアプリケータブラシに乳化性クリームを少量つけ、全体に伸ばします。このとき、クリームをつけすぎると革によくありません。豆粒程度の大きさをとって、徐々に伸ばすようにしましょう。 | |
Dブリストル(豚毛)ブラシでブラッシングして、革にクリームをなじませます。毛並みの硬いブラシを使用することによって、はやくなじませることができます。 | |
Eグローブ(クロスでも可)で仕上げ拭きをして終了です。表面の余分な靴クリームをおとすことによって、ナチュラルで優しいツヤが出ます。 |
靴クリームには様々な種類があります。
下記に簡単な説明を記しますので、購入の参考にして下さい。
乳化性クリーム | チューブまたはビンに入ったクリームで普通のスムースな革製の靴の保革、ツヤ出し、補色に使います。クリームの色は塗る革の色よりやや薄めの物を選ぶと色ムラが起こす事がありません。薄くムラ無く塗ってからしばらく置き、きれいな柔らかい布で十分磨きます。 |
油性クリーム | 缶入りのタイプでワックス分が多いので乳化性より良くツヤが出て防水性も高いのですが、淡い色のカーフ等のデリケートな革に塗ると油分でシミが出来たり色が濃くなったりしますので注意が必要です。布にとって薄くムラ無く塗り、きれいな柔らかい布で十分磨きます。更に光らせたい時は繰り返し塗って磨き、この時少量の水を付けると素晴らしい光沢が出ます。 |
液体クリーム | 塗って乾かすだけで磨ける便利なクリームですが何度も塗り重ねが続くと革の風合いが落ちたりヒビ割れを起こしますので時々クリーナーで古いクリームを落として下さい。 |
スポンジ磨き | 簡単にツヤを出すことが出来ますが栄養分を含んでいない物が多いため時々乳化性クリームを使って栄養分を与えて下さい。 |
スプレー | 普通のクリームが使えないスエード用が便利で防水とリンス効果で起毛製品のお手入れが出来ます。色つきのタイプはさめた色を補色して鮮やかに仕上げることが出来ますがムラを起こさないためには色の選択に注意が必要です。スプレーのあとスエード用ブラシを使って毛足を整えます。又普通のスムースな革用は汚れ落としとツヤだしが兼用になっているタイプが便利です。 |
クリーナー | 汚れを落とす力の強い物はその分デリケートな革に使うと色落ちやシミを起こして靴をダメにする事がありますので汚れ落とし効果がマイルドな中性タイプ等の使い分けが必要です。革を洗う石鹸、サドルソープは水を使って革製品をクリーニングし保革効果も与えるユニークな商品で泥汚れや塩吹き(濡れた靴からでる白い汚れ)のクリーニングに大変便利です。台所用のスポンジに水を含ませてから適量を付け、泡で汚れを落とす用にして洗ってから泡を拭き取り、乾燥させてからクリーム等で磨きます。 |
保革油 | オイルアップレザー等は手入れを怠りますと油分が抜けてカサカサになり独特な風合いが無くなりますので良質な動物性オイルを主成分にした保革油で定期的に油分を補給する事が必要です。サッとムラ無く塗ってからしばらく置いて革に浸透させ、余分に残った保革油をきれいな布で拭き取ります。保革油は革に良いからと過度に塗りすぎますますと靴全体を柔らかくし過ぎてクタクタにさせてしまいますので注意して下さい。 |
以上の他、爬虫類、エナメル等の特殊な革はそれぞれ専用の用品の説明書に従ってお手入れして下さい。